最終更新日：2008.09.18
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先日リリースされた、Mac OS Xの新しいアップデータ、Security Update 2008-006 Clientをあてなさいよと、ソフトウェアアップデートがいうものだから、あててみたんです。とりあえずいつもと同じ手順を踏んで、つまりMacintosh HDの検証をして、アクセス権の検証もして、それからアプリケーションを全部終了させて、そしてアップデートする旨のボタンを押したんです。ですが、ここでうまくことが運びませんでした。そのうまくいかなかったこと、顛末。
なにがうまくいかなかったのか。iTunesが再起動をキャンセルした、それがどうも始まりだったような気がします。しかしいったいなぜiTunesが再起動をキャンセルしたのか。これは、もしかしたらiPodを充電するために接続していたのがまずかったのかも知れません。ですが、iPodはアンマウントしていたし、iTunesもちゃんと終了させていたはずなんですが、しかしそれでもキャンセルされてしまったのは仕方がない。充電完了していたiPodを外し、それから再起動を指示。その際に、アップデートをするというボタンが表示されたので、もちろんそれを選択。本当なら、これでうまくいくはずでした。
実は、この作業中、ずっと見てても仕方がないからと、ペン字の練習をしていたのです。だから画面を見ていなかった。しかし、えらく時間かかるなあ。アップデータのダウンロードにかなりの時間を要しているようで、三十分ぐらいかけていたでしょうか。そんなにかかるとは意外でしたが、でもその時は込み合っているのだろうくらいにしか思っていませんでした。
ほどなくしてダウンロードも完了し、あとはインストールの完了を待つばかり。アップデートが終われば自動で再起動されるだろう、そう思っていたのですが、いつまでたっても再起動の気配がない。しかも見れば、プログレスバーが動いていないように見えます。ポインタは動くから、OSがストールしているということはありません。しかし、プログレスバーが動かない。おそらくは、一緒にダウンロードされてきたApple Remote Desktop 3.2.2 Clientのインストール分しか伸びていない。待っても微動だにしない。ここで先に風呂に入るという選択肢もあったのに、私はそれをしませんでした。コンピュータの電源を落としたんですね。ディスクの動いている気配もなかったし、まずはシャットダウンし、その後起動再起動を繰り返せば、再びアップデータが動作するだろうと思っていたんです。
しかし、それは誤った考えでした。
再起動しても、アップデータが動作しません。おかしい。そう思って、ソフトウェアアップデートを実行してみても、システムは最新だといわれるばかり。もしかしたらちゃんとアップデートされていたのかも知れない。そう思って、コンソールを起動、ログを確認しても、Security Update 2008-006の名前はありません。おかしい。そう思って、手動であてることを決意。アップデータをダウンロードして実行。すると、Macintosh HDは要件を満たしていないからあてられないときた。かくして、アップデートは失敗したのでした。
しかし、本当に失敗したんだろうか。というのは、再起動後に明らかにそれまでとは違うものがあったからです。Finderサイドバーに、それまではなかったもの、iDiskアイコンが表示されるようになりました。クリックすると、Mobile Meの設定をするかどうか聞いてきます。これは、もしかしたらアップデートが成功しているのではないか。少なくともOSは問題なく動作している。しかし、完了のログは記録されていない。この微妙にいやな中途半端感。参りますね。いったいどうしたらいいものか、困りましたね。
一応動いているから、これでよしとすることにしました。ディスクのチェックもしましたが、エラーはない模様。ディスクユーティリティを信じるなら、ですが。とりあえず通常の動作には問題なさそうだから、この決着は次回のアップデート、Mac OS X 10.5.6になるのか、2008-007になるのかどうかはわかりませんが、そいつらにまかせたいと思います。
とりあえず次からは、ディスクチェック、不要なものはすべてアンマウント、可能なら再起動後にアップデート。そのようにしたいと思います。こういう不測の事態っぽいのは、正直いやなものですからね。
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