動画の編集をしたいと思ったものだから、iMacに付属してきたバンドルソフトウェアをインストール、その目当てとはiMovieでありました。
iMovieとはアップル謹製のビデオ編集ソフトウェアです。しかし、私はこれを今まで触ったことがなく、有り体にいえば見たこともなく、だからうまく使えるものかなあと不安になりながら起動。見慣れない画面に戸惑いながら、アップルのソフトウェアなら、大抵はファイルをドラッグ&ドロップするだけで使えるだろうと、ムービーファイルをデスクトップからドラッグ&ドロップ。しかし駄目なんですね。まいったな、どうしたものだろう。
困った時はメニューを見るといいですね。すると、案の定ファイルメニュー内にムービーを読み込む...というのを見付けて、ここで読み込んでやれば、イベントライブラリにムービーが追加されました。しかし、最初解せなかったのはサムネイルの作成にむやみやたらと時間のかかるところでした。しかし、いったいなにをしようとしているかは、ほどなくわかって、というのは、画面下部にびっしりとムービーのタイムラインがわりにサムネイルが並んだのですね。ポインタを持っていけば、なんと再生されます。ほう、これはわかりやすいなあ。だいたいの目安がサムネイルで表示されるから、狙った部分をドラッグして選択して、そしてそれをプロジェクトに送り込んでやればいい。おお、これは楽だ。私の目的というのは、必要なところだけ抜き出したいっていう程度でしたから、これでもう完了ですよ。いやはや、楽な仕事でした。
でも、これだけじゃ終わりません。というのは、オーディオを調整します、なんていうボタンがあったのですね。押してみれば、イコライザとかはないけど、音量調整ができるみたいです。なるほど、継ぎ接ぎしたパーツの音量を合わせる必要がありますもんね。と、こうした用途なら、今回の私の目的には不要な機能です。ところが、ファイナライズができるようじゃないですか。ファイナライズというのは、音量をレンジいっぱいにあげてくれる機能と考えてもらえばいいと思うのですが、この処理をおこなうことで、音量の幅をいっぱいに使うことができるのですね。
というわけで、ファイナライズをほどこして、ビデオ編集は完了。しかし、楽な仕事だな。これ、多分、複数のシーンを継ぎ接ぎして編集するのも、そんなに大変じゃないと思いますよ。多分、エフェクトをほどこしたり、キャプションを入れたりするのもそんなに難しくないでしょうし、いや、本当にビデオ編集も手軽になったものだと驚かされます。
今回、私の公開しようという先は、他でもないYouTubeです。ということは、ムービーを書きだして、アップロードしたらよいのかな? いやいや、もっと簡単な方法があるんですよ。iMovieから直接アップロードできるのですね。共有メニュー内YouTube...を選ぶと、アカウントやらパスワード、それから動画のタイトルやらを入力するダイアログが表示され、それらを埋めてボタンを押せば、あとは適切にファイルを作成し、アップロードしてくれる。
わあ、すごく便利! アップルのソフトウェアをいちから触るのも久しぶりですが、直感的に使えるという点においては、相変わらず。さすがであるなと感心したのでした。
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