Das Keyboardを注文して到着の待ち遠しい日が続いています。で、待ちきれない私はDas Keyboardのサイトを毎日毎日のぞいたりしていたのですが、そうしたらなんと発売されたのですね、Das Keyboard IIがですよ! メンブレンスイッチがメカニカルスイッチに変更された新機種は、きっとそのクリック感あふれるキータッチがタイピングを心地よく彩るはず。マイナーな変更点として、FとJのキーにつけられたホームポジションを人差し指で確認するための突起がなくなったことをあげられるでしょう。しかしこれは退化ではなく、ふたつのキーには若干のくぼみがつけられているから、今まで同様、あるいは今まで以上にホームポジションを感じることができるはず。というのも、私が今職場で使っているNECのキーボードも同じ仕様になっていまして、キーの下端でしかホームポジションを確認できない突起よりもずっと優れたリファレンスとして機能してくれます。そしてさらにマイナーな変更点はというと、ちょっと地味になりましたね。文字はDas Keyboardという商品名を残して消え去りました。
しかし、これ、メカニカルのIIが出たことでメンブレンが消え去るということはないんですよね。こんなこというのはですね、メンブレンで採用されていたキーごとに押下圧を調整するという特異点がですね、どうもメカニカルではなくなってるみたいだからなんですが、だって、キータイプしているときにですね、それこそほとんど指の重さだけで打つようなときってですね、小指での入力を落としてしまったりするものなんですよ。少なくとも私はやってしまうのですが、そうしたことがきっとなくなるに違いないという期待もあって、だからあの押下圧のバリエーションが売りのメンブレンがなくなるのは忍びないなあと思うんです。
私もこれまでいろいろキーボードを触ってきて、メカニカルの快適さはいうまでもなく熟知しているのですが、でも押下圧の違いがつけられたキーボードが最大の売りであったDas Keyboardの特殊性が失われることは、メカニカルの快適を上回って悲しいことかも知れません。だって、探せばメカニカルスイッチの104キーボードは存在するんです。Das Keyboardは、世界に唯一の位置に孤高に存在していましたが、Das Keyboard IIではただ黒いだけの無刻印キーボードになってしまうかも知れない。
ここで私がいいたいのは、Das Keyboard IIがどれほど人気のキーボードになったとしても、Das Keyboardはラインナップから消さないで欲しいということです。私はこれからDas Keyboardを手にして、果たして気に入るのか、それともメカニカルのIIを欲するのか。それは今はわかりませんが、もし前者であった場合、私にキーボードの再購入の道を残しておいて欲しい。そのように思います。
月曜日を迎えて、注文ステータスが処理中に変化しました。パスポートの映像を送ったのも無事受理されて、次回からはなしで大丈夫だよというメールも受けて、次回? ああ、次回があるならDas Keyboard IIかも知れないね。いや、ないかも知れないですけどね。
しかし、明日とかに発送となったら、日本に到着はいつになるのでしょう。早くて今週中? 遅いと来週? いずれにせよ、わくわくする日々ではありませんか。文字入力を格段に快適にする可能性を秘めたキーボードの到来。本当に楽しみです。