Das Keyboard到着までの待ち遠しい日々。昨日、処理中であったステータスが今日には発送済みに変化して、これからは運送業者の範疇になります。運送業者はというとDHL。今を時めく国際運送の会社であります。
昨今の物流においてはWebサイトで配送状況を確認できるというのはもはや当たり前のことでありまして、なので当然DHLでもそれが可能です。えーとですね、アメリカ東部時間における2006年4月4日午後5時9分に集荷された荷は、同翌日午前1時46分に空港に到着。飛び立ったのは午前4時53分のことであります。だから現在は空の上。この速度なら、早ければ明日、はさすがにないとして、金曜着。遅くとも来週頭には手もとに届きそうに思います。しかし、それにしても、物流の速度はどんどんあがり、世界は狭くなっていくのだと実感します。
さて、Das Keyboardですが、私がこのキーボードに期待するのはタッチだけではありませんで、他に期待するものはなにかというと、MacintoshでもWindowsでも使えるという点でありましょう。現在私は、主力としてはiBook G4、サブ機としてDell Inspiron 6000、そして職場では日立のなにかを使っていて、そのどれもが少しずつキーボードレイアウトを違えています。この中で一番私の好みにあっているのは、もちろんiBookでありまして、というのもUSキーボードを使っているというそういう理由からなのですが、JISキーボードがのっているDell、日立にしても英語キーボードのドライバを使うという技で持ってUS風にしております。とはいえ、やっぱり少しずつキーは位置は変わってくるから使いにくいのは間違いなくて、特にDellが使いにくい。なんでか? それはfnキーの位置なんです。
以前DellのJISキーボードには右Altがないという話をしていましたが、この他にも問題はあって、そしておそらくこちらの問題のほうが深いでしょう。その問題、浅いほうからいいますと、コンテクストメニューを呼び出すキー(なんていうのこれ?)が変なところにある。普段あまり使うキーでないからこれでもいいといえばいいですが、マウスよりもキーボード操作を重んじる私には少々不便な点であります。そして、大いに不便な点。それはなにかといいますと、コントロールキーの位置。iBook G4および日立のノートPCでは、キーボード最前列左端がfnキー、その右隣がコントロールなのですが、Dellは逆なのです。一番左がコントロール。その隣がfn。だから、とにかくよく間違います。私はテキスト編集にはMeadowを使い、ということはコントロールキーを多用しますといっているようなものなのですが、そして文字変換時にもカーソルキーではなくコントロールキーを併用するキーバインドで文節変更等をおこないます。Dellではこうした作業をしようとするとき、どうしても間違えてfnキーを押してしまい、これが微妙なストレスになっていました。文字キーこそは各社ほぼ共通といってもいい仕様でありますが、それ以外のメタキーあたりになると少しずつ違いがあり、複数のコンピュータを使う見にはその違いがストレスになるのです。
私の自宅における文書編集は、まず間違いなくiBook上でおこなわれますから、Meadowうんぬんの問題は解決です。ですが、IMEでの変換時には間違いなくコントロールキーは使われるのであって、でもこれまではDell機ではテキストなんて打たないからいいやなんていっていたのが、ここのところ、Windowsプラットフォームでしかできないチャットになんぞ参加しているものですから、やはりコントロールが使えないのは困るのです!
というわけで、こうした微細な違いに起因するストレスを解消できる可能性を持ったDas Keyboardの到来を私は待ちに待っています。ええ、これまでにちょっとなかったほどに待っております。