最終更新日：2007.05.12
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実は私はずっとWindows 95のCD-ROMを探していまして、なぜかといいますと、Windows 2000/XPでは動かないソフトを持っているからです。それを遊ぶためにWindows 95が欲しい。そう思って、インストールCD-ROMはねえがあ、Companion版はねえがあ、とさまよう（まではいかなかったけど）日々を送ってきて、そして先日人の手伝いをしたときに、Companion版Windows 95を入手するにいたったのです！
けど、そのCD、同根のFDがないとインストールできないものでした。しかも、その人はFDを失っていたので、こうして私のうちには使えないWindow 95 Companion版があるのです。
しかし、私はどうも運がよかったようです。以前、友人から富士通のDESKPOWERを貰ったのですが、そう、今はLinuxの入ってるあれなのですが、今日、そいつの関連品をちょっと探したところ、CD-ROMも一緒に発見。おお、なんとこれはCompanion版ではない模様。CDの内容を確認してみたら、ちゃんと/win95直下にsetup.exeもあって、いいねえ、これは実に使えそうじゃありませんか。
けど、これだけあっても仕方がない。ちゃんと使える環境を用意しないといけないわけで、実は私はWindows 95をWindows XP上で動かしたいと思っています。つまり、仮想環境。MicrosoftがVirtual PC 2007を無償で提供するようになってから、仮想環境に手を出しやすくなっています。これを使おうかななんて思っている、そういう訳なんですよ。
ただ、それでもいろいろ問題があって、例えば私のWindows XP機にはFDDがないなど。仮想環境であろうと実機であろうと、Windows 95を使うにはまずはインストールする必要があるわけで、しかしこれらはCDがブータブルではなかったはず。となると当然ながらFDが必要になるというわけで、しかし私のマシンにはFDDがない。ううー、困ったなあ。
調べてみたところ、Virtual PCは仮想FDを使えるのだそうですね。とくれば、FDDのあるマシンでWindows 95起動ディスクをイメージ化して、それをXP機に持ち込めばいい。イメージ化については、フロッピー・ディスクの内容を仮想FDファイルに保存するを参照すればなんとかなりそう。そのためのツールも入手可能であることだし、なんだかいけそうな気がしてきましたよ。
ところが一点問題がありまして、それはライセンスなんですが、DESKPOWERに付属するCDを見ますと本製品は、本製品が最初に付属されたコンピュータ1台に限りライセンス使用できます
とあるんですね。つまり、これはDESKPOWERにのみ使えるものだということで、もしこれを仮想マシンに入れたらライセンス違反になるということです。
このへん、どうクリアするかですよね。そもそもクリアできないような気もするのですが、これで踏み出すかどうかが微妙に難しくなってきました。
私、思うんですが、MicrosoftはWindows 95とかDOSとか、フリーで公開してくれてもいいんじゃないか。AppleがOS 7.5をフリーで公開しているように、公開してくれてもいいんじゃないか。ノークレーム、ノーサポートでいいから、こうした過去の環境を使えるようになれば、過去の遺産が無駄なく利用できるというものです。DOSは互換OSがあるけど、Windowsとなるとそうもなかなかいかないわけで、だから、なんとかならんもんでしょうかね。ウィルスとかが蔓延してもあれだから仕方ないのかも知れないけど、だったらネットワークをオミットして、とかなるとやっぱり難しいんでしょうね。
いずれにしても、残念なことだと思います。
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