カルドセプト エキスパンション プラス

関西打ち上げ兼第三回アベッチ杯一日目速報

2001.3.24

 全国大会も無事終了。関西独自の打ち上げを兼ねた対戦会がおこなわれるということで、ずうずうしいながら参加させていただくこととなった。独自ルール――やくざルール下での、サバイバルトーナメントの簡単な速報をお伝えしたい。

やくざルールについて

 今対戦会は、戦闘を多発させる独自ルール下でおこなわれた。それは、他人の土地に止まった場合、戦闘可能ならば必ずクリーチャーを召喚しなければならないというもの。魔力不足や配置制限などで召喚できないときはもちろんルールは適用されないが、加えて、移動侵略を行う場合と、自分の土地のレベルを4以上に上げるときは、例外とされる。

 Eカードは使用不可、各カードは二枚以下とされる。ただし、ボージェスに関しては一枚に制限される。

 マップは属性をシャッフルしての「天上天下?」。30ターン制限のもと、7000Gが勝利条件である。

第一戦

 第一戦目は、意気揚々としたスタートだったといえよう。クリーチャーを次々と召喚し、属性はあわないものの、多くの土地を占めることができた。しかし、止まれば戦闘しなければならないというルール。クリーチャーを生き残らせることは難しいと考え、バルダンダースやドッペルゲンガーという、戦闘のたびにHPが変身クリーチャーの初期値に戻るという能力に期待したのが災いした。

 周回のはやさと周回ボーナスの高さから、手元には魔力ががんがんたまる。敵クリーチャーに攻め入るのも、比較的低コストのクリーチャーを使うことにより、ロスを出さないようにしていた。しかし、手元のクリーチャーはほとんどが無属性。守りきれなかったのだった。

 終盤、後数ターンで規定ターンを消化しようとした間近、トップを走っていた自分を追撃する二連戦が発生した。一つは、移動攻撃で敵から奪ったレベル4水土地、守るはスペクター。もう一つはスペクターに交換するかランドトランスで換金しようと考えながら、放置されていた風土地レベル5、守るクリーチャーはバルダンダースだった。

 第一の土地に攻め入ったのはスペクターだった。まさに確率と確率の対決。固唾を呑んで見守るなか、自分のスペクターはあっさりと打ち負けた。第二の土地には、ヘルブレイズをもってアンダインが移動攻撃で攻め入った。これの対し、バルダンダースはナイトメアに変身することで応えた。

 結果は推して知るべし。この二連戦で最下位に転落。30ターン目ちょうどに第一位が帰城、目標魔力達成。

 最下位ランクに墜ちていくこととなった。

第二戦

 第二戦は、第一戦とは対照的だった。クリーチャーを引かない。二十二枚入っているはずのクリーチャーを思うように引けないばかりか、こういうときのために入れてあるリンカネーション、ホープも引けず、土地をとれないまま中盤に入ることとなった。

 土地をとってもとられていく無情なルールのもとで、それでも土地を三つ確保することができた。だが、それも次々と切り取られていき、残ったのは風土地の二連鎖。レベル5にまで上げたスペクターが正直、頼りだった。

 だが、世の中は微笑まない。終盤も終盤、攻め入ったのはオーディンランス付きリトルグレイだった。死んではたまらないと防御を固めるものの、カウンターアムル等、攻撃を無効化するアイテムがない状態で、グレイの誘拐を阻止することはかなわなかった。

 レベル5土地は奪われ、終盤にしてまたも最下位に転落。28ターン目にトップが帰城、終局を最後尾で迎えることとなった。

 トップのセプターの手札では、アシュラが大活躍していた。少なくとも二千はふんだくっていたはず。自分を含む残り二人は、雀の涙ほどの土地をとりあっていた。まさにワンサイドゲーム。暴利をむさぼられた、気がする。

今回の反省

 やっぱり、土地を守れるクリーチャーは必要だ。


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関西打ち上げ兼第三回アベッチ杯二日目速報

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公開日:2001.03.25
最終更新日:2001.09.02
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