実際にプレイしてみての感想です。まずは目玉? の3D立体視でありますが、これ意外や嫌味がないといいますか、正直『カルドセプト』に立体はいらない、きっとオフにするだろうと思っていたのに、常時オンでプレイしているくらいですよ。あまり立体と意識されることのない程度の奥行で、しかしこの自然な立体感というのもひとつの情報であるのだな、そう思わされるくらいにわかりやすい。ええ、これはたいしたものだと思います。
さて、最初にプレイした時はCPUの思考時間が少し長い、もたついていると感じられたのですが、これはオプションで変更可能です。なるほど、慣れてる人間はものすごい勢いで情報を読み取りますが、今回からはじめた人とかだとそうもいかないですよね。だから、テンポをあわせてある。昨日いっていたチュートリアルやガイドカーソルに加え、新規参入の人が定着しやすい、学び上達しやすい環境が作られている、そう感じました。
学びやすいといえば、ついにCPUの土地を売る時の順位、変更されましたね。手持ち魔力がマイナスになった場合、以前ならレベルの低い土地からちまちま売っていた。高額土地を残す戦略だったわけですが、これ実際のところ誤りで、最初に大きな土地を売ってマイナスを補填しつつ手元に資金を残す。その資金でもって残った土地、連鎖ができているところをレベルアップしていくというのが正解なわけですから、初心者がCPUから学ぶことで対人戦で遅れをとる、その心配が随分減りました。とはいえ、CPUが手強くなったということでもあるので、前作の移動侵略、今回の土地運用と、だんだんに初心者には厳しい環境が整っております。
あとはなにがあるかなあ。キャラクターがちょっと今風になりましたね。セレナがちょっとツンデレ風味だったり、でもって絵柄がずいぶん可愛くなったのも新鮮で、ルシエン様が、ルシエン様が、眼鏡に! 眼鏡に!