『カルドセプト』、CPU戦くらいは苦戦しないでクリアできるようになることを目標としている本連載。今回は、クリーチャーについてです。
『カルドセプト』は、護符のあるマップなどではまったくクリーチャーを持たずに勝つというのも不可能ではありません。とはいっても、やはり基本はクリーチャーで土地を確保し、連鎖を作り、土地のレベルをあげることで、総資産を高めるのが基本です。
では、どういうクリーチャーを選ぶといいのか。クリーチャーの選択にはついてはいろいろ考慮することがありますが、それこそ重視するポイントは人によって、戦略によって変わってきます。特定の属性やクリーチャーの数が能力値に影響する、そうしたクリーチャーをキーにしたいなら、もちろんそれらクリーチャーを採用しないといけないわけです。ですが、CPUに勝つためならそこまで凝る必要はありません。普通に撒けて、普通に攻めて、普通に守れる。そんなクリーチャーを選んでやれば充分です。
けれどクリーチャーも万能ではないので、攻めも守りもいける、なかなかそういうやつはいません。もしそういうのを知っていて、しかもコストが安かったりしたら、そいつを採用してやればいいでしょう。けれど、実際にはなかなかそうはうまくいかないので、役割を決めて、守りにはこれ、攻めにはこいつ、そういった選びかたをするのが普通です。
よくいわれることですが、クリーチャーをブックに組み込む際には、初期ブックの配分を参考にするのがよいです。私は、ドローを補助するカード、ホープなどを入れることで、クリーチャーとアイテムを多少減らし、スペルを多くする、そんなバランスにすることが多いですが、慣れないうちはクリーチャーの数を極端に減らすのはやめた方がいい。序盤にまったくクリーチャーを引かず、土地の確保もおぼつかない、そういった状況、いわゆる事故といわれる状況に陥るリスクが高まります。