Wizardry

三つの小部屋でレベルをあげる

極めて慎重な出だし

 Wizardryは油断のできないゲームだ。これはこれまでも何度もいってきました。だから、とにかく先へ進みたく思う気持ちを抑えて、少しでも安全な場所で粘るようにする。今回みたいに選抜メンバーを使っていない場合はなおさらで、しかも今回は魔術師が少ない。僧侶が多いのは回復に余裕があるという点でやはりメリットです。ですが、戦闘となるとやはり魔術師の数がアドバンテージになります。僧侶はひとり、もうひとりは魔術師扱いと割り切ればLitokanでもLortoでも使えますが、覚えるまでに時間がかかるものだからどちらにせよ安全な場所から未踏地帯へ踏み出すのも遅れるだろうというのが今回の予測です。

 というようなわけで、序盤の三つの小部屋から動く気配も見せず、黙々とレベルあげをしています。現在の目標レベルは4。2パーティを掛け持ちしているNefのレベルはさすがにあがりやすくて、彼がレベル3呪文であるMahalitoを覚えれば格段に戦闘は楽になるはずで、他メンバーに先立ってレベルがあがる予定だから、彼がMahalitoを覚えるころには他のメンバーはレベル4くらいになっているはずです。

 レベルあげるのは面倒くさい作業だけれど、Wizardryの序盤はかなりレベルがあがりやすくなっているので、さほどの苦労はないと思っています。敵を撃破、宝箱をあさればアイテムの出るようなこともあって、さすがに+1アイテムなんかは出ないのだけれども、鎧あたりが出れば結構期待できます。僧侶が装備できなければプレートメイル、盗賊が装備できなかったらブレストプレートか鎖かたびら。僧侶が装備できるならレザーアーマーというのが相場です。実際のところはボルタックの鑑定額で当たりをつけて、鑑定はせずにそのまま装備する。地下1階で手に入るアイテムなら、まあ呪われてることなんてないだろうからこのへんはいい加減でいいのです。

 宝箱からはアイテムだけでなく金も出ます。ある程度たまったところでちょこちょこ装備をグレードアップしていきます。魔術師、盗賊はグレードアップの余地がないので放置。僧侶なら鎖かたびらをブレストプレートに、メイスをフレイルに。結構金がかかります。そして戦士は、武器に関してはすでに序盤最強のものを手にしてるわけだから、問題は防具です。最初に買い足すのは兜と相場が決まっています。盾は+1が高いので当面ラージシールドのまま。小手は無闇に高いから当面無視。鎧は一気にプレートメイルまで行きたいから、ブレストプレートを我慢。宝箱から出たのがプレートメイルだったら運がいいよね。HPが少ないものに優先配備していきます。

 こんな感じで、序盤には装備をそろえていくという楽しみもあります。ある程度揃うと後は敵からむしり取る以外になくなるわけで、だから、こうした買い物の楽しみは序盤ならではといえるでしょう。

 ある程度装備が整うころには、レベル4どころかレベル5、レベル6にまであがっていたりします。レベル6を越えると、途端にレベルアップがしんどくなってきます。そうなればいよいよ旅立ちの時。けれど、まだ私のパーティは最初の小部屋から出ていくそぶりを見せません。


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ノーリセットで駆け抜ける青春:Index 「Wizardry」リセットボタンのない人生(仮)

公開日:2006.08.21
最終更新日:2006.08.23
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