日仏学館は八月から改装工事に入りました。なので、授業は様々な施設に割り振られることになります。我々の引っ越し先は京都YMCA、まったく知らないはじめての地です。迷ってはいけないので、余裕をもって出発しました。そうしたら三十分も前に着いてしまって、教室はどこだろうときょろきょろしてたらロビーに先生がいらっしゃった。えらく早いなと思ったら、そりゃ午前に一講座終えてらっしゃいますから。なので授業開始前にちょっとフランス語コミュニケーションと相成りました。
話題の中心は夏休みになにをしていたか、です。どこか旅行にいったかと問われても、残念ながらどこにもいっていません。僕のこの夏の出来事は、ドミニク・シャニョンコンサート(主役はヌジェ氏でしたが)とミュージカル『フル・モンティ』くらい。なので、ドミニクコンサートのことをいいました。そうしたら、先生はヌジェ氏を御存じでいらっしゃった。ちょっと驚きだ、やっぱり有名人はすごいなというひとこまでした。
さて、もう授業開始の時刻です。教室へ移動しましょう。
前回、七月最後の授業で我々は新しい先生を迎えました。その先生のスタイルがどうなのかは、まだまだ掴みあぐねているところ。今回の授業はどうなるか、ちょっと分かりません。
授業のはじまりは、キーフレーズの学習からでした。今日学習するスケッチに出てくるフレーズを、ビデオを見る前に学びます。基本的な構文、問いかけのかたち、ダイアログの作成。それらを一通りやった後に、ビデオを見ることになりました。ですがテキストは見ないで、です。二度ビデオを見た後で、一節一節をそのつどビデオを止めながら聞き取るという、聞き取り能力に問題のある僕には実に辛い時間。でもなんとか乗り切りましたよ、だって学友がいますから。耳のいい人がいるんだ、これが。後はプリント学習。複合過去と半過去の違いを復習、そして数字聞き取り十題。そして、次の課へと進みました。
正直なところ、課をここで進むのは早すぎるように思われたのです。テキストの練習問題や課の末尾のあるトピックにもとづくテキスト。それらを全部とばされたらちょっといやだなあ。来週以降にこれらが行われることがあるのだろうか? ちょっと心配になるのであります。
でも心配ばかりしていても仕方がない。答えは次回以降に出ます。いずれ先生のスタイルも掴めてくることでしょう。
< ドミニクに会った握手もした なんとなく掴めてきたかな? >
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