フランス語学校、秋学期後半戦の始まりです。と、この日になってショッキングなお知らせが告げられました。今期で、このクラスはなくなります。いや、随分前からその覚悟は済ませていたので、特に驚きはしなかったんですけど。けれど、せっかく楽しくやってたのだから、無くなってしまうのはなんともいえず淋しいです。もし人数が増えたら存続するのかという問いに、これは決定されたことだから無理じゃないかみたいな答えが。先生も詳しくは分からないということでしたが、なんにせよ悲しい決定です。きっと、もう覆りません。というか、じゃあ僕はどこに行けばいいんだ。
さて本日の授業は、文法の練習を中心に進みました。テキストの問題を、とにかくたくさんこなすのであります。内容は、接続法現在。接続法は、ほとんどの動詞が直説法現在と接続法現在を同じく活用するのでその点楽なのですが、その楽にあぐらをかいていたせいで、不規則に活用する動詞の接続法現在がまったくといっていいほど分かりません。駄目ですね、勉強してこなかったというのが明らかになります。また別の問題として、que以下の節が直説法になる動詞と接続法になる動詞、この別を明確に認識しておりません。さらに、肯定では直説法なんだけど否定や疑問になると接続法になる動詞もあって、このへんは辞書みたら分かるとばかりに覚えてこなかった怠惰が、今になって重くのしかかるのでありました。
若い人に忠告:きちんと覚えるべきことはその時にやっておかないと、後できっと苦労します。ほんとです。
接続法以外では、面積や長さ、高さなんかの表現を学びました。セーヌ川の長さは? とか、フランスの面積は? みたいな問いに答えましょうという問題があったのですが、答え方が分かっても肝心の答えがわかりません。つうわけで、ことごとく間違いましたね。間違えました。
来週には、このものの大きさを問う問題を作っていかねばなりません。それはいいんですが、誰もが知っているようなものの大きさを把握する必要があるわけでして、このへんは難しいですね。だって、あんまりややこしくて難しいものを取り上げると、教室に冷たい風が吹くこと請合いです。一円玉の直径くらいが妥当かなあ。
< 変わるところなく授業は進む もうすぐお別れ、悲しいなあ >
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