ネック特集といっても、ネックばっかり写真を撮るというのもまあないのであって、正しくはネック周り特集だろう。ヘッドとネックの接合部、そして指板を見ていただければと思う。
すでにヘッドは見ていただいているが、今回は裏側からも見てもらおう。
アストリアスのヘッドは、天神板にハカランダを使用しているので、表と裏で随分表情が違う。裏はネック材のマホガニーそのままの色をしている。
ペグはゴトー製、オープンバックタイプだ。オープンバックはその軽量さにより、音色に大きく影響を与える。華やかに鳴る、響きのある音を欲しいならオープンバックを選ぶのがよいと判断した。
ダイヤモンドヴォルートは、ヘッド付け根の強度を増すためのものらしい。昔のマーチンには付いていた。いや、今もついてるのかも知れないけど。
お次は、ネックとボディの接合部である。14フレットジョイント、ポジションマークもよく見ていただけることであろうと思われる。
指板上のポジションマークについては、少々迷ったものの、なしにしてもらった。弾きはじめた当初は少々迷ったが、現在ではなんの問題もない。指板側面の小さなポジションマークで充分用は足るのだ。
裏側の写真で、裏板の雰囲気も多少掴んでいただけるだろうか。インディアンローズウッド、意外に明るい。
ちなみに、ヒールは昔丸かったらしい。清水さんのサイトを確認してみよう。
指板は黒檀製、しっとりした黒色がきれいでびっくりする。表板の白さに指板の黒がより際立って、印象的である。
ボディのヘリンボーンパーフリングも見える。
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