四本の円柱を建造しなければならない。それら円柱は、各々の基盤として、人生における四つの大きな関心を表している。
まずはカードをかき混ぜる(シャッフル)。しかし、カードを切って(カットしては)はいけない。
カードを四枚まで数え、五枚目を、表を上にして水平方向に置く。
四つの礎石を得るために、同じ操作を四度繰り返す。
次に、円柱を建造する。残ったカードの山を取って、念入りにかき混ぜる。
カードを三まで数え、四番目と五番目のカードを抜き出す。それらを、最初の礎石の上に、垂直方向に置く。
同じ作業を四度繰り返す。
最後のカードは、今までと同様表を上に、柱頭として水平に置く。
最初の円柱が出来上がったなら、同じ方法で他の円柱も建造する。カードを並べ終えたならば、上図のような配置となっているだろう。
まず、礎石となるカードから解釈しはじめる。礎石は、問題に対する傾向、見解を与えてくれる。
次に、円柱の上部を目指しながら、二枚ずつカードを読解していく。
最後に、最上部のカード(柱頭)を検討することによって、その問題に対する結論を導き出す。
留意すべきことがある。もしコンサルタントのカード(一番もしくは八番)が、円柱のどこかに見出されたなら、それがどのような位置であったとしても、占いの当事者が予期する、あるいは期待している出来事が近々起こるだろうということを、確信することができる。
最も知りたい事柄は、「幸運」についてであると仮定してみよう。そして例えば、次のようにカードが並べられたとしよう。
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