我々が推奨する占いの手順は、伝統的に古代エジプト人たちが実践してきたものである。それらは、以下に並べられたものである。
占いに取りかかる前に、相談者は彼自身でカードを、正位置と逆位置が生じるように、一部を何度もひっくり返しながら、混ぜなければならない。
「カードの意味」と名付けられた章で、解釈の際に現れる正位置(正)、逆位置(逆)、単独(単)、隣接(隣)、これらの状態に応じてカードが持つ異なった意味を確かめることだろう。
コートカードや絵札の場合、その表面を占める図像、絵が正しいむきに向けられていなければカードは逆位置であり、その判断は簡単だ。
小アルカナの場合、それらがしばしば二つの部分に分けられた図柄を持つため、やや明白さを欠いている。カードの正逆を見分けるために、黄色い四角形がカード上部に位置するとき、それが逆位置であると知らなければならない。
これらの定義された占いの手順を使うにあたっては、事前にいくつかの実践が要求される。占いをはじめる前に、以下に提案する方法で練習するといいだろう。
塗りつぶされたカードが、一周目に読解されたもの。二周目は、斜線で塗られている。無地のカードは、解釈の際に参照されるべきものである。
ホーム | ETTEILLAを読む | < カード | 三つのステップ >