この占いの手順は、もっとも簡単なものである。いわば、GRAND ETTEILLAを用いた占いのしきたりへの、入門という位置付けである。
この占い方をよく知るために、一から二十三までの番号がふられた、二十三マスの図を描くことをお勧めする。それぞれのマス目は、おおよそカード一枚分の大きさである。段の間の食い違いは、下図に厳格に従わねばならない。
各列は、未来へ向かう階段を象徴している。
続いて、七枚のカードごとに解釈していく。
一枚目のカードから数えはじめて、七番目のカードでとまる。そのカードを、その位置(正位置であるか逆位置であるか)と隣接するカード(左右)の関連も考慮し、解釈する。
階段を三度昇り降りするまで、同様にやり方で解釈を続ける。
第一巡目では、7,14,21番のマスのカードを検討する。二巡目には5,12,19、三巡目には3,10,17のカードを検討する。
四巡目(最終)には、1番のマスに戻ってくることとなる。その右側に見出される2番と、23番のマスに置かれたカードとともに、そのカードを検討する。
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