コンピュータに関してはマニアではないと言い張る僕ですが、そのわりにはたくさんのコンピュータがあります。まずはiBook、これは自分用。名実ともにメインマシンであります。そして家族に開放しているLC630。LinuxをインストールしたWindows機に、サブノートのチャンドラもあります。あ、そうそう、PC98機もありました。もうひとつ、知人に貸し出しているPerforma550も、手元にないというだけで自分のものといえば自分のものです。でも、だからといって裕福なのではありませんよ。この中で買ったのは三つだけ、しかも最初のふたつは型落ち品でした。残りは、全部もらい物です。そして、この度また新しくコンピュータがやってきたのでした。その名もPower Macintosh 7500。今からざっとみて七年前の最新鋭機です。知人からいただいたのですよ。
でも型落ち品というなかれ、現在我が家においてのランキングでは堂々三位につけるスペックです。だって、Netscape Communicator 4.7が快適に動きますから。その上、Flashも見られる! 家族に開放するには充分のスペックを有しているのであります。
上記のコンピュータ群のうちで、ネットに常時接続されているのはiBook、LC630、Linux機、PS2の四台でした。これにPM7500を加えて新構成とします。その差たかが一台ですが、意外にこの一台が大きい。一台増えることによって、LC630をMIDI専用に割り当てることが可能となるのです。
Macintoshには、周辺機器をつなぐためのポートが二系統ありました。そのため、常時つないでおける機器は二台に限られます。ADSL導入以前は、TAとプリンタをつなげればそれでもう手一杯。MIDI音源をつないでおく余裕などどこにもなかったのでした。そのため、MIDIで遊ぶ際にはプリンタと音源をつなぎかえる必要がありました。些細なことではありますが、これが意外と面倒臭い。加えて、MIDI機器を制御するための機能拡張なんかもインストールするわけです。いろいろ入ってシステムが不安定になるのは嫌だから、起動ディスクを別に設ける。やっぱりこれも面倒臭い。そんなわけで、MIDIから疎遠になる日々が続いていた、と人のせいにしておきましょう。
それが、PM7500が追加されたことで、LC630を完全にMIDI専用機とすることができる。常にMIDI機器をつなぎっぱなしで、専用にチューンアップしたOSを載せておく。実に贅沢ではありませんか。MIDIのみに特化した利用なら、LC630という古いマシンでも充分役に立ちます。実にいい感じではありませんか。
では新構成の発表です。
と、ここまで大見得を切って専用、専用機といいまくったのですから、ぜひ曲の一つも作らねばなりませんね。いや、ずっと作りたい作りたいと思ってるのですが、それがなかなか――うまくはいかないものなんです…… でも、いつかがんばります。