この七月から、iBookを毎日システム終了させず、スリープさせる運用に切り替えました。別になにか理由があってこうしたわけではなく、なんとなくスリープで一晩越して、二三日こうしててもなんの問題もなく使えるから、こりゃあいいやとスリープ運用でいくことに決めたのでした。
以前、Mac miniが出たときにいわれたことですが、Mac miniの電源ボタンは背面にあるんですね。キーボード上に電源スイッチがあった頃ならいざ知らず、今のMacintoshでこんな使いにくいところに電源ボタンを配置するなんて、みたいにいわれたものですが、これはつまり、OS X搭載Macintoshはスリープにて運用せよということなんですよね。そのつど電源のオンオフをするんではなく、使わないときはスリープさせておく。確かにこう考えると納得がいく設計です。
私がスリープ運用をはじめたのはおそらく七月三日からなんですが、その後本当になんの問題もなく動いています。この間再起動したのはただの一度だけ、それも10.4.2アップデートをしたことによる再起動で、それ以外では再起動まったくなし。アプリケーションも起動しっぱなしで、なんら問題らしい問題は出ていません。
私が常に起動しっぱなしにしているアプリケーションは以下のとおり。
これらは本当に開きっぱなしなのですが、それでも問題らしい問題を感じたことがありません。まれにMailがボックス内のメールをうまく表示しなくなったときとか、Safariの文字表示が汚くなったときとかにアプリケーション再起動をしますが、本当にそれくらいですね。
Mac OS Xは10.4 Tigerから起動が馬鹿みたく速くなったので、そのつど終了してもさほどロスはないんですが、それでもスリープ運用の方が楽だから、これからもスリープ運用を続けるんではないかと思います。それに、スリープを前提にするということは、コンピュータがスリープするまでのアイドル時間が発生するわけで、ということはこのときにSpotlight索引の作成が行われるんじゃないかという期待もあります。インデックス作成ですが、コンピュータ使用中にこれをされると結構なストレスになるのですよ。ウィンドウの切り替えにもたついたり、日本語入力がスムーズにいかなくなったり、それになにより肝心のSpotlight検索が利用不可状況に陥ったりと、正直、なんでこんな時にわざわざインデックスを作るのかと恨みに思うくらいストレスです。
というわけで、Spotlightの裏方仕事のことも考えてのスリープ運用なのですが、でも正直、この方面でのメリットはあんまりかじられないなあなんて思っています。
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