D. カスタム Sの定点観測を続けて一年が経過。さすがにそろそろ書くことがなくなってきて、いったいどうしようか。そのようなわけで録音にチャレンジしてみた。
録音に関する紆余曲折は、こととねのコンピュータ関係の文書の中に突っ込まれている。その文書は以下のふたつ:
上記文書でもすでにふれているが、ここでもう一度おさらいを。録音に使用した機材等は次のとおり:
PCのマイク端子からはプラグインパワーを供給できなかったために、間にSonyのカセットレコーダーをはさむ必要があった。マイクはステレオであったが、このカセットレコーダーがモノラルにしか対応しないために、自然録音はモノラルである。
録音用のソフトウェアは、以前試用してみて感触のよかった超録を使用。Waveで録音して、頭とお尻の不要部分をspwaveにてカット。それをiTunesを使ってMP3に変換した。
楽器は、もちろんアストリアス製D. カスタム Sである。使用弦はJ. D'AddarioのPhosphor Bronze Light(EJ16)、張り替えは2006年1月18日。つまり、録音当日である。
演奏した曲は、Dionisio Aguadoの練習曲。『ホセ・ルイス・ゴンサレス ギター・テクニック・ノート』の第2章、アルペジョの練習の最後に収録されているものだ。私は、残念ながら、この曲についての詳細を知らない。
以下にAguadoの練習曲の録音を公開する。
参考として、弦張り替え前の録音を公開する。
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録音成功においてもいっていたが、録音すると自分のへぼがよくわかる。まあ、あんまりこの辺をいうと自虐的でいやらしいしいいわけがましいしで、だから今日はこれにて以上。黙して語らずだ。
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