iTunesの環境設定を開くと詳細なんて区分があって、これをさらに開くと読み込みなんてのがあって、そしてそこにオーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用するなんてものがあります。これ、デフォルトではチェックなんてついてなくて、さらにオーディオCDの音質に問題が発生した場合は、このオプションを使います。ただし、読み込み速度が低下することがあります。
だなんて書いてあります。つまり、普通に読み込みができているかぎりは、チェックする必要のない項目なんですね。なので、私はこれを長いことオフのままにしていました。そして、今大後悔。だって、やっぱりこれはチェックしておくべき項目だと思うからです。
私はかつて、千曲程度読み込ませたのを皮切りに八千曲のリッピングをおこなったことがありました。これ、結構な手間でありまして、だってアルバムは五百タイトルくらいあって、それを次々読み込ませるといっても一日たかだか数十枚。三十タイトルいったらいいほうかなあ、という状況での読み込みですから、読み込んだ結果をチェックする余裕なんてあるわけがありません。もう、次から次へCDを入れたら曲目をざっとチェックして、そして読み込み。それを一日中繰り返して、それはそれは結構な手間でありました。
で、先ほどもいいましたが、チェックなんてできてないんですよ。だから音質に問題のある読み込みは常に後から見つかるのです。それはこうして文章を書いているときに、あるいは街中でiPod使っているときに、そして私はその問題の曲目をチェックして、後でCDラックを見回して、CD見つけ出したら再度リッピング。この手間ったら!
エラー訂正をすれば読み込み速度の低下は必ずありますが、けれどそれでも後で発生する面倒を考えれば、読み込みがちょっと遅いくらいなんだというのでしょう。そうですよ。いつ出てくるかわからないノイズに面倒を感じる日々を思えば、読み込みに時間をとられるほうがいくらましかわかりません。
だから、私はお勧めします。iTunesではエラー訂正を使うべきです。
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