Leopardで搭載された新機能、Time Machineは優れもの。特に意識しなくとも自動でバックアップをとってくれて、ファイル単位での遡りも可能なら、システムをインストールする際に最新の状態を復元することも可能。バックアップソリューションもいろいろありますが、設定簡単で使いやすくかつ視覚的なインパクトも強いというアドバンテージが実に素晴らしい。面倒なバックアップが自動化されることで、データを失うリスクを下げることができるというのは、本当にありがたいことであると思っています。
Time Machineは一時間に一度のペースで新規作成/変更されたデータをバックアップしてくれるのですが、特に普段はその作業を意識することがありません。ハードディスクががりがり作動音立てているから気付く程度のことで、、メニューバーを見れば、Time Machineアイコンの矢印がくるくるまわっていて、作業中と知らせてくれている。ああ、がんばってるね。存分にやってくれ。ほどなくして作業が終わり、アイコンも停止、ハードディスクも静かになれば、また意識されることもなくなる。本当に縁の下の力持ちという表現のしっくりくる、頼れるやつであります。
ところが、本日、思いがけずエラーが発生。なんと、ファイルがコピーできないエラーが出たといいます。Time Machineでエラーが出ると、メニューバーアイコンの時計を模した表示が三角に!に変わって、こんなの見たのはじめてだから、ちょっとひるみました。意外というか、驚きましたね。もしかしたら昨日のアップデートのせい? 心配して不具合情報探してみたり、またディスクのチェックもしてみたりして、けれどTime Machineがらみのトラブル報告は見かけないし、ディスクにもエラーなし。それはそれで安心ですが、ということはたまたまのエラーなんでしょうか。I/Oがらみのトラブルとかだったらいやだなあ。少し心配です。
問題が見つからなかったので、手動でバックアップを作成させてみたところ、今度は問題なく通ったようで、ということはやはりたまたまなのでしょう。頻発するようならまたその時に考えるということで、今は問題なしとしておこうと思います。
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