やっといい季節になった。日中、日が照れば若干汗ばむような気温は気になるが、湿度もいい具合に収まっているし、ギターを弾くには本当によい季節だ。雨さえ降らなければ!
ここ数日の湿度を見れば、だいたい50%を少し上回る程度で、そのせいか楽器の鳴りが非常によろしい。以前から気にしている第1弦の音の細さだが、ここ数日、本当に気にならない。ハイポジションに移ればそれはさすがにないではないが、それでも普通に弾いている分には問題ない。太いというか、あるいは丸さがあるというか。いずれにせよいい感じだ。
音の響きに関しては良好で、弦が長持ちするのはかなり嬉しい。実際、今の弦は張り替えてから二週間を過ぎているのだが、それでもまったく気にならない。このおかげですっかり楽器屋にご無沙汰で、けどそろそろいっておこう。夏だったかに5セット買った弦が、もうじきなくなりそうだ。
この楽器にしてよかったと思うことは、弦のうんぬんで悩むことが減ったことに尽きると思う。今、もし最初の楽器を出してきて弾いたら、どういう感想を持つだろうか。怖いからちょっと試せそうにない。
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