最終更新日：2006.05.19
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録音は今月もお休み。というか、曲ができあがらないという事情もあるのだけれども、それ以前に弾きすぎて故障気味で、といっても痛みはすぐにひいたんだけれども、でも治ったと思ってがんばって弾けばまたぶり返してしまいかねない。だからこの数日は、練習といっても興味のある歌やなんかをぱらぱらと弾いて歌ってというくらいで、あんまりハードにはやっていない。といっても、これまでもハードにやったつもりなんて一度たりともなかったのだが。
ここ数ヶ月、音が変わった、派手さを増し、音もより太くなったといってきて、それは実際その通りなんだが、この変化している、昔よりも充実して鳴るという感触が得られるようになって、なおこの楽器を弾くのが楽しくなっているのも事実だ。いつもどおりの指ならしと音階を終えて、それからギターを伴奏にいろいろ歌ってみたり、とにかくいろいろ。このところ練習している曲もいくつかあるし、気がついたら簡単に数時間が経過しているというような状況だ。疲れているときなんかには、億劫だなんて思って弾きはじめるまでが長かったりするんだが、一旦楽器を手にしたら、やっぱり長く弾いてしまう。やっぱり楽器が答えてくれるから弾いている私も楽しいんだろう。
音はなお丸さを帯びて、けれどやっぱりナイロン弦の楽器に比べると芯がしっかりしていると感じられる。表現としてはちょっと違うと思うけれども（つまりナイロン弦の楽器にも芯はあるから）、なんというかかたさと華やかさがあって、ナイロン弦のしっとりした感じとはやはり違って感じられる。歌の伴奏には、ちょっと楽器が強いかも知れないという気もあるけれど、それはいずれ解消される日がくると思う。だから今はちょっと模索の途中だ。
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