これまであげてきたiPodのエクストラ:世界時計、ゲーム、連絡先、カレンダー、ノート。これらに関してはiPodを購入する以前から知っていたのですが、ストップウォッチはまったく知らずにいました。しかし、ストップウォッチなど、使う機会はあるのでしょうか? いや、それがあるんですよね。
iPodに用意されているストップウォッチは、必要最低限機能がしっかりとしていて、非常にストップウォッチらしいストップウォッチです。ボタンを押して計測スタート。もちろんラップを計ることも可能です。ひとしきり計り終えると、最短ラップだとか最長ラップ、そして平均ラップが表示されて、もちろん各ラップの表示も可能です。
よくよく考えると、iPodをエクササイズのお伴として使っている人もいるのですから、こうした機能がついているというのは別段おかしくないのだなと思います。例えばジョギングで、音楽を聴きながらタイムを計る。もちろん、音楽を再生しながらストップウォッチは使えます。
さて、私がストップウォッチを使う機会があるといったのは、どういう場面を想定してのことかというと、そりゃもちろんジョギングとかではありません。まったくスポーツ方面に興味を示さない私がiPodストップウォッチ機能に期待するのは、それは演奏会の曲目を決めようというときでしょう。演奏会のプログラム作成時には、持ち時間にどれだけ曲を入れられるかをもちろん調べるのですが、この時、実際に演奏して何分かかるか確かめるのは普通です。以前、合わせをおこなったときは、時間を計るのに適切な機器がなく、しかたがないから携帯電話についていたタイマーを使いました。これは設定時間をカウントダウンしていくタイプのものだから、止めた時点の残り時間を設定時間から引き算するというわけです。ちょっと使い勝手は悪かった……。
だから、私はiPodのストップウォッチ機能には期待するところ大で、これがうまく機能してくれるなら、前みたいな面倒くさい計算をしなくてすむようになります。数字も大きく表示されて見やすいし、これはなかなかによいものっぽいと思いますよ。ストップから停止なら、ホイールを使うことなくボタンだけでおこなえますので、使いやすさはなおさらかと思います。
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