OSをアップグレードする度に、アプリケーションの見直しがなされます。PatherからTigerにアップグレードした時は、RSSリーダーが単体アプリケーションからSafariに変更されました。TigerからLeopardの時は、マシンをPPC機からIntel機に変更したこともあって、大幅な見直しがあったように覚えています。PPC版しかないならともかく、Universal Binaryの版があるなら、積極的にアップグレードするという方針が取られて、こうしてDreamweaverがMXからCS3に変更されました。また、OSの機能で代替できることから使われなくなったものもありました。
今回のアップグレードでもアプリケーションの見直しがなされました。IntelマシンでPPCアプリケーションを実行するための仕組み、ロゼッタがデフォルトでインストールされなくなりました。オプションインストールは可能とはいえ、積極的にインストールしないという方針は、つまりはSnow LeopardでPPCアプリケーションは最後になるというメッセージなのでしょう。よって、Snow LeopardからはPPCアプリケーションを使わない。そう決めたのでした。
よって、今回はUniversalアプリケーションの紹介となります。つまり、Snow Leopard上で使っているアプリケーションということです。それは、とりあえずは以下のとおり。
こんなものかな? もしかしたら、もう少し使ってるかも。全然ログインしてないSecond Lifeとか。
この中で、Snow Leopard上での使用で問題が出たのはAquaSKKのみでした。Safariのテキスト入力エリアでの日本語入力に難があって、けれどこれは8月29日に対策版がリリースされて、とりあえず問題なく使えるようになりました。またBathyScapheでも軽度の問題があったようだけれど、私が問題をほとんどちゃんと認識しないうちに対策版が出てしまった。よって、こちらも解消。あとは、問題らしい問題を認識しないままに使っています。
ユーティリティでアップグレードしたものがありました。StuffIt ExpanderをPPC版からUniversal版にアップデート。これはアプリケーションとは違うけれど、Pythonを3.0.1から3.1.1にアップデート。さっき、なんとはなしに確認したらCarbon Emacs Packageの夏版が出ていたので、それもアップデート。こんなところでしょうか。
私が今、メインで使っているアプリケーションは順調にUniversal化して、なのでほとんどが今後も継続使用できそうな感じです。少なくともSnow Leopardでは問題なく使えそうで、とりあえずは安心したのでした。
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