普通、OSのメジャーアップグレードがあれば、いろいろと戸惑うことがあって、いろいろ書きたくなるものだと思うのです。ですが、今回のアップグレード、Snow Leopardに関しては、それほど書くことがないといった印象で、結構大きくかわっているはずだと思うのですけど、でもその違いというのがぱっと思い浮かんでこないのです。まるで、アップグレードなんてなかったような。まるで、ずっと前からこのOSを使ってきたかのような、そんな感触さえあって、つまり変化をほとんど感じていないといったらよいでしょうか。スムーズに違和感なく使えている、そういったほうがより状況をうまく伝えているかも知れません。
実際、Snow Leopardを使い始めて一週間ほどがたったわけですが、そのあいだに書いたことといえば、到着、アップグレード、最初の印象、アプリケーションについてふたつほど、そして昨日のクリエータの件でしょうか。Spotlightに関しては、Snow Leopardは関係ありませんからね。実に書くことが少ないといった印象です。
アップグレードがもたらした変化というと、使わなくなったアプリケーションがある、それからさっきのクリエータの件ですね。これくらい。ロゼッタを必要とするアプリケーションに関しては、別にそれがないと困るといったようなものはなかったから、いい整理の機会と思っているくらい。クリエータはちょっと不便だけど、まあ今はCotEditorがメインだから、こっちが開いてくれればまあいいかと思っています。そこまで致命的ではないといった感じですね。だから、本当に大きな違いがないと思っているんです。
小さな違い。ガンマ値が2.2になったというのは、慣れました。Windowsの人はどう見えてるかとか、考えなくてよくなったから、むしろ楽になったのかも知れません。それと、速度に関しては、もしかしたらちょっとは速くなってるのかも知れないけど、そんなに特筆するほどじゃないな、というか、これも慣れちゃったのでしょう。スリープ解除とかは、確かに速くなってると思います。それから、アプリケーションの起動も速くなったように思うのがある。でも、あんまり気にしていない程度。多分、Snow LeopardからLeopardに戻したら、そんときに遅くなった! って気付くのだと思います。
それから、ディスクへのアクセスが遅くなったのかな? ファイルを新規保存しようとするとき、保存ダイアログが出るまでに時間のかかることがあります。これは、外部ディスクをスリープさせてるからとかあるのかも知れません。スリープの解除で、少し時間がかかる。けれど、スリープさえ解除されていれば、問題なく動くんです。すぐに、ぱっとダイアログが出ますから、問題らしい問題はありません。むしろ、ちゃんとハードディスクがスリープしていることのほうが、望ましいとさえ感じます。
とまあ、こういったところが、最初の一週間の印象の総括といってよいと思います。
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