2001年5月9日更新
戦争や、それでなくとも人が死んだり物が壊れたりするのが嫌で嫌でたまらないというのに、ロボットを愛して已まないのはどうしてだろう。軍隊が嫌いで、戦車や戦闘機に乗り込んで敵を殺すなんて事はどうあっても嫌なのに、もしそれがロボットだったら? と考えるときっと僕は……かつての軍国少年が白いマフラーに憧れたように、ロボットに乗り込む自分を夢見るのだろう。
宇宙世紀の到来を待ちながら、でも僕の生きているうちにきっと来ないだろうことはわかってる。
だから僕は、今日も軍隊嫌いでありながら、ロボット兵器――アーマード・コア――に乗るのです。